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Google Sheet Node (WIP)
📌 Google Sheets Nodeの概要
Google Sheets Nodeとは?
•
N8nで
Google Sheets API
を活用してGoogleスプレッドシートと自動的に対話するのに役立つノード
•
シートにデータを読み書きし、セルを更新または削除する機能を提供
•
様々なアプリと連動してリアルタイムデータ自動化、レポート生成、ダッシュボードアップデートなどを可能にする!
Google Sheets Nodeでできること
✅データ検索:特定のシートからデータを取得する(範囲指定可能)
✅データを追加:行単位で新しいデータを挿入する
✅データ更新:条件に合ったセルまたは範囲を変更
✅データ削除:特定の範囲または行を削除
📌 事前準備
Google API Credential発行(
🔗詳細ガイド
)
Step1) Google Cloud Console 接続とプロジェクトの作成
•
https://console.cloud.google.com/ 接続後、新しいプロジェクトを作成
•
「Google シート API」と「Google Drive API」を有効にする
Step2) サービスアカウントの作成と鍵発行
•
IAM&管理者>サービスアカウント>サービスアカウントの作成をクリック
•
役割は「Editor」または「Spreadsheet Editor」を付与
•
キータイプは、JSONの選択後に作成してローカルに保存します
Step3)スプレッドシートの共有設定
•
Googleシート文書を開き、作成したサービスアカウントのメール(
xxx@project.iam.gserviceaccount.com
など)に
編集権限で共有する
これで、N8nでGoogleシートの連携の準備が整いました! 💪
これから各ノードの機能を見てみましょう。
📌シナリオベースのノード機能の説明
✅ステップ1:スプレッドシートとシートを作成する
1. Create Spreadsheet (スプレッドシート文書の作成)
•
機能
: Google Drive に新しい Google Sheet ファイルを作成する
•
入力値
: Title(文書タイトル
)
•
出力値
:
SpreadsheetId
、
spreadsheetUrl
•
ノード例
:
Create Spreadsheet
2. Create Sheet (シート作成)
•
機能
:既存のGoogleシート文書に新しいシート(タブ)を追加する
•
入力値
:
◦
DocumentId
:生成された文書のID(前のノードの出力値を使用)
◦
Title
: 作成するシート名
•
出力値
:
SheetId
、
title
、
index
•
ノード例
:
Create Sheet
✅ステップ2:データを追加
3. Append Row (行追加)
•
機能
: シートに新しいデータ行を追加
•
入力値
:
◦
DocumentId
: ドキュメント ID
◦
SheetName
: シート ID または名前
◦
Columns
: 追加するデータフィールドマッピング (
id
,
name
,
email
,
notes
,
country
,
created
)
•
データソース
:
Customer Datastore(n8n training)
ノードからインポートされたデータ
•
ノード例
:
Append Row
✅ステップ3:データの照会と修正
4. Read Sheet(特定条件で行を検索)
•
機能
:シート内の条件に合った行を照会する
•
入力値
:
◦
DocumentId
、
sheetName
◦
FiltersUI
:例)
id
が
「23423532」
の行を照会する
•
出力
値
:
Row_number
、
name
、
email
などの行情報
•
ノード例
:
Read Sheet
5. Update Sheet (データの変更)
•
機能
:照会された行のデータを修正
•
入力値
:
◦
MatchingColumns
:基準列(例:
id
)
◦
Columns.value
: 変更する内容 (
name
,
email
,
country
など)
•
ノード例
:
Update Sheet
✅ステップ4:条件ベースの削除と初期化
6. Read Sheet_ (条件照会 for 削除)
•
機能
:特定の条件(例:
Country = US
)のデータを見つける
•
出力値
:削除対象行の
Row_number
を取得
•
ノード例
:
Read Sheet_
7. Delete Row (行削除)
•
機能
:特定の
Row_number
に基づいて行を削除する
•
入力値
:
StartIndex = $ json.row_number
•
ノード例
:
Delete Row
8. Clear Sheet (全値削除)
•
機能
: シート内のすべてのデータを削除し、空のシートで初期化
•
ノード例
:
Clear Sheet
✅ステップ5:シートまたは文書全体を削除する
9. Remove Sheet (シート自体の削除)
•
機能
:スプレッドシート内の特定のシート(タブ)を削除する
•
ノード例
:
Remove Sheet
10. Delete Spreadsheet (スプレッドシートファイルの削除)
•
機能
: ドキュメント全体を Google Drive から削除
•
ノード例
:
Delete Spreadsheet
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