本稿では、知識集約型プロセスにおける意思決定ロジック自動化のための大規模言語モデル(LLM)の可能性を活用して、DMN(Decision Model and Notation)ベースのプロンプトフレームワークを提案します。複雑な意思決定ロジックを小さく管理可能なコンポーネントに分解し、LLMが構造化された意思決定経路に沿って案内されるように設計されています。大学院授業の課題提出およびフィードバック過程に本フレームワークを適用して実験を進め、CoT(chain-of-thought)プロンプティングより優れた性能を示し、学生アンケートでも高い有用性を認められました。