ディドロ効果（ディドロ効果）
定義
ある商品を購入した後、その商品に合うものを次々と買い揃えてしまう現象を、アメリカの社会学者グラント・マクラッケンがディドロの名前をとって「ディドロ効果（Diderot effect）」と名付けた。
説明
ディドロ効果はブランドマーケティングによく使われる。その代表例がアップルだ。アップル製品を全部集めたくなる心理には、もちろん互換性といった機能面を考える顧客もいるが、同じデザインから感じる安心感も大きい。たとえば、SNSで「#アップル農場」と検索すると、iPhoneやiPad、MacBook、AirPods、Apple Watchまで並べた写真も珍しくない。その際、消費者はアップルロゴが並ぶことで生まれる感情的・視覚的な統一感から安心感を得ている。
重要性
ディドロ効果は、特定ブランド商品をひとつ買っただけのライトユーザーを、ロイヤルカスタマーへと転換する戦略として主に使われる。ブランディングに欠かせない戦略！
キム・ミンス様にご紹介いただいた効果です。
